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Archive for the ‘Diary without words’ Category

止まった季節

歪んだ関係から君を救う偽善者を演じ

引き付け合う何かに恐れた過去

求め合った心は、君を傷つけただろうか

重ね合った体は、君を癒せただろうか

再会という名の苦痛から目を逸らし

途切れた糸を見つめるだけの現在

想い出の中でしか会えなくなった君に

さよならを言うべきか、迷う


未来へ

美味しいお酒を造るには、流れる水が要る。

美味しいお酒を語るには、哀しい涙が要る。

美味しいお酒を覚るには、無数の肴が要る。

それが、技術、感性、知恵。

不協和音の旋律が、未来を創りだす。


黒雪

傷付くことを恐れ、伝えられなかった想いは

今もまだ過去に残したまま

失うことから目を逸らし、麻痺した心は

音のない旋律を刻み続ける

真実を写さない鏡に映る、歪んだ未来なら

想い出さえも涙で消せる

そう、もう一度だけ


精神安定剤

それは、喜怒哀楽を抑えるもの?

それは、感情のバランスを保つもの?

恋と愛のどちらを求めているのか

それだけが答えじゃないのかもしれない


本当は

今もまだ、心配を隠せないくらい

彼女を愛しているのか

今はもう、心配にならないくらい

彼女を信じているのか

どっちだろう


それでも

生きていく必要があるのか

そう思えるなら、未来は来るさ

死のうと思って、死ねないならば

きっと誰かが必要としているんだと

誰かがそばにいてくれる

誰かが体をあたためてくれる

そんな季節は長くはないけど

きっと人生には必要だと

思える日が来るさ


冷たい水は

凍ることもなく、消えることもなく

曖昧な刺激は

目が覚めるような、意識を失うような

そんな音だけの雨が降る夜

手袋の片方をなくしたら

半分寒くなるのか、半分暖かくなるのか

心もきっと二つあるんだろう


一人より、独りの方が寂しい

自分をはじめて否定したとき

客観から自己を得られたとき

人はオトナになる

そして、戻れない

偽りのぬくもりにしがみつく

遠い記憶を刹那繰り返しても

終わらない季節の狭間に迷う

散らばった狂気は冷たく笑う

濡れたままの心の傷痕は

今もまだそこにいるから


今年はもう・・・

流す涙を使い果たしたよ


思い出したくない過去ほど

とまった時間を永遠に残すもの

薄れる意識でさえ残酷な哀しみを映す

冷たい風は通り過ぎるけど

その後に残るものは何もない

過去の終わりは未来へのはじまり

歪んだままの視界にもきっと

そのうち慣れるだろう

まだもう少し歩いてみたいから